【投稿日】2013年12月17日(火)
KMJでは映画好きが集まり、映画を観て語りあう【KMJキネマ倶楽部】の第3回上映会を開催します。
今回は今村昌平監督の『にあんちゃん』(1959年)です。佐賀県の鶴の鼻炭鉱の町に住む10歳の通称安本末子が綴った日記が、兄の手で出版社に持ち込まれました。それが『にあんちゃん』でした。貧困と逆境にめげず、兄弟姉妹4人が生き抜く姿はNHK連続ラジオドラマで放送され、さらに映画となって、日本全国の老若男女に感動の涙をさそいました。次兄と末子はこの本の印税を学資にして大学まで進みます。しかしこの原作者とその家族が、在日コリアンであることに気づいた人々はどれぐらいいたでしょう。今村監督がこの作品を通じて何を訴えたかったのか、ともに考えていきたいと思います。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
日 時 2014年2月22日(土)13:30受付開始 17:00終了
会 場 ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)5階
セミナー室2(大阪市中央区大手前1-3-49 TEL06-6910-8500)
資料代 500円(KMJ会員は無料)
定 員 25名(申込み先着順とします。)
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